洞海湾から若松を観る
12月8日、若松郷土史研究会、若宮先生とともに。

洞海湾の奥、八幡区の三菱化成です。八幡製鉄盛んな頃、二島から八幡まで通勤用の渡船があったそうです。
昔の洞海湾は浅瀬であったので埋め立てが盛んに行なわれ、赤島の沖には鬼が落とした赤岩があったなどというお話が残っているように、今でも、硬い岩礁が残っており海鵜が羽を休めておりました。



湾内に走る船を見るのは嬉しいことでした
藤木に十二番、十三番などという町名が有りましたが、石炭を汽車や舟に積み込むための注ぎ口が二十二番まで有った名残の町名だそうです。この運河の奥に艀が並んで順番を待ったそうです。




湾内一周の船を降りた時になんだか素敵だったので。



工業が衰退し、又官民の努力により次第に水質浄化が進んでいる湾内で、近年実施されている海藻などによる浄化実験施設です。


石炭商同業組合が組合事務所として、木造二階建て、数奇屋寄棟、外壁モルタル塗りで清水組施工により1905年建築。業種は変わったけれど現役営業中。






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