7月30日19時。若松駅前から1500人が竹で作った
松明をかざして、河童地蔵の祀られている高塔山山頂を
目指して登り始めます。以前は山頂に角材でやぐらを
組み法螺貝を吹き鳴らし山伏が河童鎮めの祭文などを
行ったように思いましたが、今は警備のためドラム缶に
差し込んで直に鎮火していました。何時間も前から待機
していた河童太鼓の社中が行列の終わるまで太鼓を
打ち鳴らし風情を添えていました。
 警備のお巡りさんが、夏の夜を松明と山登りで
真っ赤な顔をして到着する子供達一人一人に
「ご苦労さん」「お疲れさん」「気をつけて」などと優しく
声をかけていました。