小石ちょうちん山笠
 小石ちょうちん山笠は、今から約270年前の1737年に始まったと伝えられている伝統ある祭りで、戸畑の祇園山笠の元となったといわれています。

 管理人の母の記憶によると若戸大橋を若松提灯山笠と戸畑提灯山笠が巡幸して行き、橋の中央で表敬し合おうとしたのですが、海上の高い橋の上は思ったより風が強く、途中でそれぞれ引き返したということも有ったそうです。

 若松港からの石炭の積み出しが減少し、日本一といわれた若松駅のガントリークレーンも撤去され、祭りも衰退の道をたどり、いつしか途絶えて居たのですが住民の熱意で平成9年に再び行われるようになりました。

 山笠は、男山笠、女山笠、子供山笠の3基あり、夕闇が迫るころ日中の幟山笠からちょうちん山笠に姿を変えます。
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地域の住民による幟山笠の巡行。
ヨイトサの勇ましい掛け声とともに
練り歩く。
日中の幟山笠から一転、夕闇に美しく浮かび上がるちょうちん山笠。
会場の校庭は多くの観客で賑わう。
会場の小学校校庭壁面に描かれた壁画。
がんばれ、地元の大切な伝統行事を担う次代の主役さん